終わりがあるから美しい、今のこの瞬間、この映画を

アクション

映画『ONE PIECE FILM RED』

(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

■作品情報

作品名ONE PIECE FILM RED
原題ONE PIECE FILM RED
製作年2022年
監督谷口悟朗

■あらすじ

世界で最も愛されている歌手、ウタ。素性を隠したまま発信するその歌声は“別次元”と評されていた。そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味、ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。物語は、彼女が“シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出す。「世界を歌で幸せにしたい」とただ願い、ステージに立つウタ。ウタの過去を知る謎の人物・ゴードン、そして垣間見えるシャンクスの影。音楽の島・エレジアで再会したルフィとウタの出会いは12年前のフーシャ村へと遡る。

引用:ONE PIECE FILM RED 公式

※※※以降、ネタバレ感想あり。ご注意ください。※※※

Pick Up Point

原作は1997年より「週刊少年ジャンプ」にて連作開始した『ONE PIECE』。物語は終盤であと数年と言われております。数多くの作品が終わりを迎えておりますが、、、そのたびに、もう読めないのかとさみしくなります。ただ、だからこそ物語は美しいんだと思います。

本作は、映画として15作目で、原作の始まりである「場所」、「キャラ」が登場するだけでなく、今までのストーリーで出てきた「場所」「キャラ」も数多く出てくる、総決算に近いものです。歴史を感じつつ、今のこの瞬間を楽しみたいと思わせる映画です。

Bouns Material

本作品のサブテーマは、うた(歌)です。映画館の大音響で聞くのは最高ですよね。「好きなアーティストがエンディングを歌っているから、映画館の大音響で聞きたい!」という理由で映画を見に行ったこともあります。

歌・・・映画『竜とそばかすの姫』も歌をテーマにした映画ですね。歌をテーマにした映画は、ぜひ映画館で!